モーニング娘。’15 『今すぐ飛び込む勇気』歌詞研究


今すぐ飛び込む勇気 作詞:児玉雨子/三浦徳子、作曲:泰誠、編曲:浜田ピエール裕介

『こども扱いしないで 何でもわかる』
そう突っぱねて大人へ 成り急ぎ
出来ないことが多くて もどかしくって
先行く人の背中を 羨んだ

ぼくたちのこの目と耳で今なら
新しい道へ進めるはずだよ

さあ、 時の流れ さあ、今すぐ飛び込む勇気を
やりたいことばかり 一日じゃおさまんないよ
さあ、 時の流れ さあ、今すぐ 滑走路にしては
水鳥みたいにね そう 飛び立とう

→なぜ水鳥か?
冬の季語でもある水鳥をこの場面のモティーフに据えたのはやはり耐え忍ぶ冬という厳しさから飛び立つという開放感とそしてステレオタイプな解釈ではあるが水面下での努力の表れだろう。

『孤独を耐え続けたら 何でもできる』
まっすぐ信じ未来へ 行き急ぎ 流れなら速くて
そう 心地良くって 無理してるってことだけに 自惚れた

→寂しさを耐え忍ぶことが大人だと思っていた

ぼくたちの魂 置き忘れては
嫌いな言葉に耳を塞いでた

→子どものように振る舞いを忘れて、「子供扱いの言葉」に耳を塞いでいた

さあ、 時の流れ さあ、今すぐ飛び込む準備を
ありがとうなんかも いっぱいいっぱい言いたいよ
さあ、時の流れ さあ、今すぐ 希望に変えよう
水鳥みたいにね そう 泳ぎ切ろう

後悔したくない
流れを今 変えてみせるから
満たされない思い 抱きしめて
欲張りも『全部』 かなえたい

さあ、 時の流れ さあ、今すぐ 飛び込む勇気を
やりたいことばかり 一日じゃおさまんないよ
さあ、 時の流れ さあ、今すぐ 滑走路にしては
水鳥みたいにね そう 飛び立とう

 

全体としては読んだ通り。それにモティーフを取り上げ、アクセントをつけているという感じ。 大人でも子どもでもない人(主にティーン?)の気持ちを優しく後押しする、素晴らしい歌詞だと思う。 人は多くの人に触れることで大人になっていく。


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